2015年1月11日

左義長


 平成27年1月11日(日曜)午前8時から『左義長』が高彦神社大神宮神社で催されました。
 昔から小正月に行われてきた火祭で一年の初めに当たり穢れを祓い、五穀豊穣を祈る行事です。
 お正月の門松や注連飾り、また御札などを焼いて歳神さまを送る風習が今でも生活の中に根付いています。この左義長の火で焼いたお餅を食べると病気をしないとか、焼いたミカンを食べると風邪をひかない、また書き初めの半紙を燃やしてその灰が高く舞い上がると書が上手くなるとも言われます。
 前日の10日に氏子の皆さんと自治会役員が準備を行いました。

 高彦神社の拝殿前広場に門松などの竹や松の枝、また藁や木材を組んで大きな「どんと」を作ります。

拝殿前広場にやぐらを組み立てます
門松の竹や梅の木、松の木、笹に藁と材木で囲い込みます
大きな「どんと」が出来上がりました

新井交差点東側の大神宮神社でも前日から準備をしました。

境内の砂利を少し掘り下げて足場を作って門松、材木を組み立てます

準備完了です
11日(日曜)の午前8時かに点火されました。

恵方の西南西の位置から点火
前夜少し雨が降って濡れたのですが炎がグングン上がります
たちまち物凄い炎に包まれ青竹のポンポン、パーンパーンと爆音が
大神宮神社でも点火です。

注連縄や御札がたくさん置かれています
燃え上がって煙と灰が上がります
こちらも炎に包まれました
高彦神社ではお神酒とスルメなどのおつまみ、そして北新井親睦会の皆さんによって毎年恒例のゼンザイが振舞われました。

前日の秋葉神社代参でお祓いをしてもらったお神酒が振舞われました
北新井親睦会の皆さんがぜんざいを振る舞って下さいました
大神宮神社の方ではお神酒の他、恒例の甘酒と焼き餅が振舞われました。

生姜の効いた熱い甘酒が大神宮神社の名物
お神酒もどんどん振舞われます
お餅がこんがり焼けています
高彦神社でも炎が収まりたくさんの方がお餅を焼き始めました。

皆さんマイ焼き網を持参で鏡餅を焼いています
お天気も上々でたくさんの人が訪れました
高彦神社のどんとはお昼前に焼けて灰になりました
大神宮神社のどんともお昼前に焼けました