2018年11月25日

新井区防災訓練

 11月25日(日)午前8時から新井区の第6回となる防災訓練が行われました。
 8時に訓練案内の放送と共にサイレンが区内に流れ、『白いタオル運動』の安否確認が行われました。各班長が担当する自班の家を見て回り、白いタオルが玄関先に掲げられているかをチェックして回り、結果を公民館の本部へ報告する訓練です。タオルが無い家は家人がタオルを掲げられない状態(安全ではない状況)にあるということで、安否確認の際タオルのある家は調査をパスして次の家にかかれるため時間短縮が図れます。
 今回のタオル掲示率は全体で83%のお宅がタオルを掲げられていました。
 続いて8時50分から高彦神社に集まって今回は情報伝達訓練、初期消火訓練、簡易担架による搬送訓練、AEDを使った救急救命訓練、救出訓練、携帯トイレの説明、炊き出し訓練、支援物資供給訓練の8種類の訓練を行いました。
 全体で200人超の区民が3つのグループに別れ、各訓練コーナーをローテーションで回り、熱心に訓練に励みました。
 最後に炊き出し訓練でハイゼックスを使って炊いたご飯とアルファ米や乾パン、お菓子やお茶、サバイバル・ホイッスルなどの支援物資をスムーズに順番に受け取る訓練で終了しました。

■白いタオル運動
郵便受けなどに白いタオルを掲げます
松の木に縛ってあります
班長さんや役員がチェックして回ります
公民館の本部へ報告します
各班の掲示状況や参加者の情報が集約されていきます
開会式であいさつする伊藤区長
■炊き出し訓練
炊き出し用のハイゼックスにお米と水を詰めて輪ゴムで縛ります
約200個を作りました
カゴに並べて炊きます
約30分で炊きあがりました
冷めないように発泡スチロースの箱に入れておきます
■救出訓練
公民館に設置されている工具セット
子どもたちもオッカナビックリで挑戦です

人形を救い出すためにジャッキアップをします
■初期消火訓練
消火器の基本的な説明を受けます
子どもたちも挑戦しました
実際にやってみると思うようにはうまくいきません
■救急救命訓練
気道確保の仕組みを説明
グループに分かれて訓練です
胸骨圧迫のやりかたを実演
■搬送訓練
毛布と物干し竿を使った簡易担架の作り方を学ぶ
4人で協力して持ち上げます
境内を回って運んでみます
■携帯トイレの講習
凝固剤を使った携帯トイレの説明
断水時、停電時を想定した備えが必要です
熱心な質問があり使い方、購入法などを説明
プラカードの先導で各コーナーを回ります
無事に訓練を終了し、訓練参加状況や白いタオルの掲示率などが発表されました
■支援物資供給訓練
最後は支援物資をひとりひとりが受け取ります
入り口から入ってアルファ米や乾パン、ご飯などを受け取り解散となりました